僕たちはなんで生きているのか。
自分も、みんなも、全員が幸せになるために生きていると考える。
みんなを幸せにするために、先ず自分が幸せでないといけない。先ず自分の幸せを考えて。
自分が幸せになったら他に対してもおすそ分け。独り占めは不幸の始まり。独り占めにはしっぺ返しが待っている。
おすそ分けは、まず身近な人に。次はその周囲の人に。その範囲はどんどん広げて。人間に限らずあらゆる命あるものに対して。果ては大地に。そして地球に対しても。
周りを幸せにすれば自分に幸せが返ってくる。さらに周りを幸せにすると、さらに幸せが返ってきて。好循環が生まれていく。
幸せの輪は、どんどん広がり、全ての人を包み込み、地球が幸せに包まれる。
でも・・・
今の日本人は幸せを見失っている人が増えている。自分自身に不幸を感じ、周りに不幸を振りまく。そして不幸を呼び寄せる悪循環。
不幸な感受性を持つ人、残念な認識を持つ人。どうして増えてしまったのか。植え付けられた感性。教育。 世の中の仕組み。いろいろ複合的な原因がありそうだ。
今の日本を考える。
素晴らしい自然環境。おもてなしの心。それは世界から認められ、たくさんの観光客がやってくる。 観光は今や日本の収入の柱の一つになっている。日本は「資源」がないと言われているがそんなことはない。素晴らしい自然環境と文化、おもてなしの心は立派な「資源」だ。すばらしいバトンを先祖から引き継いでいる。素晴らしい自然環境と文化、おもてなしの心、もっと誇っても良い。もっと高い対価をいただいてもよいのではないか。
具体的な制度案。
外国人観光客に対する免税制度の廃止。
消費税率一律30%への引き上げ及びベーシックインカムの導入。
消費税増額分は全部全国民に対するベーシックインカムの目的税とする。 毎月全国民に給与所得扱いで源泉徴収後の金額を配分。すると、給与所得の少ない人ほど多くの金額が手元に入り、富の再分配として機能する。 日本国に1年以上籍を置くことでベーシックインカムを享受する資格を得ることとする。ただし1年で総額の10%、2年で20%、…10年で100%とする。だから日本人の子供は10年後には満額もらえるようになる。 外国の方は来日後しばらくは恩恵を享受できない。日本に長く居て、日本社会の一員となってくれれば恩恵を得られるようになる。
犯罪や法令違反は、減額、支給停止等のペナルティ。 ベーシックインカムの支給停止はイタイはず。万引き、痴漢、あおり運転、その他諸々の不祥事…やめましょう。
外国人にとっては日本の物価が劇上がり。外国人が日本に来てくれなくなる心配がある。だから日本人も襟を正して。外国人にとって高いお金を払うに値する日本であるために。すべての日本人が研鑽に励むこと。おもてなしの心、立ち居振る舞い。ごみが落ちていない環境づくり。ポイ捨てするやつ論外だ。
そんな日本に価値を感じてくれれば、物価が上がっても外国人はきっと日本に来てくれる。 観光公害(オーバーツーリズム)と言われているが、とても悲しい。外国人が日本に来てお金を使ってくれればベーシックインカムの原資になるんだから。外国人を快く受け入れて。日本で至高の体験をしていただきましょう。
最近の外国人の急増。外国人による犯罪がニュースになれば、ひとくくりで外国人が悪者になる。それはいけない。日本に居るほとんどの外国人はまじめに働いて日本社会に貢献してくれている。コンビニ、介護現場、工場現場で働く外国人たち。ありがたいことだ。長く日本に貢献してくれている外国人には、滞在期間に応じたベーシックインカムの恩恵があっても良い。
ただし、犯罪を犯す人は国に帰ってもらう。
話しは変わる。
年収の壁で、働き方を制限しなければいけない仕組み。これはおかしい。
年収の壁が生じてしまう扶養制度は廃止する。ベーシックインカムがあれば不要だろう。
生活保護受給者が働くと受給額が減る仕組み。これもおかしい。生活保護の現金給付は廃止。現物支給や金券給付、各種料金の減免で代替する。ベーシックインカムがあるのだから現金給付は不要だろう。
公的年金は現状維持。ベーシックインカムがあれば年金の意義は薄くなるが、株価を支えている以上、ここにメスを入れることはできない。ただ、今後は物価上昇に合わせて負担額、支給額を増加させなくていい。ベーシックインカムがあるのだから。公的年金制度はその仕組み自体は残しつつ、物価高に合わせてゆっくりフェードアウトしていくような感じで。
まずは日本の強みを生かした制度設計を。現在の日本社会の状況に即した持続可能な制度作りを。
日本人が「日本人で良かった」と思える日本にするために。